カリキュラムのご案内
各回120分
カリキュラム
初級
- 漢字
- 漢字は書き方や読み方を教えるだけでは意味がありません。何をどこに、どのように書くかも重要となります。学んだ漢字が遣える、学んだ漢字を含む文章の意味が読み取れる、といった、学習者が本当に学んだ漢字を遣える授業を目指します。
- 聴解1
- 学習者が聴解問題の音声を聴き内容を聴き取るためには、どんな授業の進め方をすればいいでしょうか。聴解問題に答えられるだけでなく、聴けるようになる指導法をお伝えします。
- 練習法
- 教材:『みんなの日本語』 文型導入後、どのような練習をすればよいでしょうか、また、学習者が飽きずに効果的に定着させるにはどうすればよいでしょうか。その練習方法を実習しながら身につけて行ってもらいます。
- 惹きつけ方
- 直説法では、話し方や動きといった、教える内容以外の技術が教える上で大きな部分を占めます。『みんなの日本語』 を使い、日本語教師としての基礎の基礎である発話や動き等パフォーマンスの面を中心に見ていき、教師らしい教師、を目指します。
- 板書
- 黒板(ホワイトボード)のどこに、何を、どのように、またどの程度書くか、といったことは、学生が日本語を学ぶ上で、とても大切です。学生にとって見やすい、学びやすい板書とはどのようなものか、その板書計画について
- 総合
- 中級レベルの学生はどのような言葉/表現が分かりにくいと思いますか。その、学習者が疑問に思う部分をどのように教えたら分かるか、遣えるようになるのかを実習を通してお伝えします。
- 総合2
- 日本留学試験で問われるようなポイントを逃さず聴き、答える聴解の授業をします。どのような解説をすれば学習者が答えにたどり着けるか、他の問題に応用できるかなどを実習を通して学びます。
中級
- 読解(速読・精読)
- 読解授業は何を、どのように進めていくのか。範読、音読、問題、などそれぞれの目的も考えながら、読解教材1課分の授業について流れを追いながら実習を行ってもらいます。また、文や読解の種類による授業の進め方についてもお教えします。
- 日本語能力試験 解法
- 日本語能力試験の対策。日本語を学ぶ学生の多くが受験する「日本語能力試験」について、日本語学校でしか分からないコトをお教えします。また、問題をどうやって学習者が解けるように教えるか、実習から学んでもらいます。
- 語彙 / 文法1
- 日本語能力試験 N1レベルの語彙と文法項目を、学習者に分かりやすくポイントを押さえて教えるにはどうすべきか。板書の使い方も含めて教え方をお教えします。また、試験問題の解説方法についても、合格させるための解説法をお教えします。
- 語彙 / 文法2
- 前回学んだ語彙・文法の範囲を、改善点を踏まえながら、当校の実際の留学生を前に授業をしていただきます。
上級
- 日本留学試験 読解 / 聴解
- 日本留学試験の読解・聴解は、普通の授業の読解や聴解とは授業の進め方がかなり変わります。学習者のスコアが少しでも伸ばせるような授業の組み立て方をお伝えします。
- 記述
- 学習者が書いた文のどこを、どのように添削するかといった作文添削の方法だけでなく、どうすれば上手な文章を書かせることができるかといった指導法をお教えします。また、上級学生が文を書くときに間違えやすいもの、その訂正法もお教えします。
- 上級読解1
- 上級レベルの論説文や生教材を使い、学習者が文章を読み解く技術を伸ばせるような授業の組み立て方を、実習を通して学んでいきます。また実習後のフィードバックで次回の演習に備えてもらいます。
- 上級読解2
- 前回の教材を使い、改善点を踏まえながら、当校の実際の留学生を前に授業をしていただきます。